職場のハラスメント相談と通報 対策ハンドブック(オススメの本より)

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は土曜日、オススメの本をご紹介。今回は弁護士の佐藤郁美さん、鳥居江美さんの著書「職場のハラスメント相談と通報 対策ハンドブック」を読んでみました!
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オススメポイント
ハラスメント対策の全体像が分かる
本書は、ハラスメントのリスクを知ってそれを防止するための具体的な内容が紹介されています。ハラスメントとはどのような行為か、ハラスメントの相談を受けた時の対処法、相談に対応することの負担や不安など、経営者や企業の労務担当、管理職だけでなくすべてのビジネスパーソンが知っておくべき「ハラスメントとは」が分かる1冊です。
専専門的な知識を身につけ実践できる
Q&A、ハラスメント法制度と内部通報制度、ハラスメント対応の入り口と出口の問題と対応、相談を受けた時の対応、フリーランス法なども含め、6つの章に分かれて法律の観点に加えて現場で活かせる具体的な手法が解説されています。企業側の対応が非常に重要になる複雑な問題だからこそ、理解を深め誠実に対応するために役立つ内容になっています。
調査の手順
本書の中で紹介されています。
注目!
1.通報者(被害者)ヒアリング
2.客観的証拠の収集・確認
3.関係者(第三者)ヒアリング
4.被通報者(加害者)ヒアリング
5.事実認定
はしがきより
注目!!
本書にはもう1つの大きな目的もあります。すべての人が「自分の能力を最大限に発揮して仕事ができる環境」の実現です。2023年6月に発行された「2023年版男女共同参画白書」では、「男性は仕事」「女性は家庭」という固定的なジェンダである「昭和モデル」から、「すべての人が希望に応じて、家庭でも仕事でも活躍できる社会」を「令和モデル」として、今後、日本が目指す社会像として紹介しています。
⇒ この令和モデルの実現には、やはり今企業で問題になっている「ハラスメント」を浮き彫りにして、1人1人が行動や言動、表現、考え方を変えていく必要がありますね。「今までは大丈夫だった」はもう通用しない世の中になっているんだということを肝に銘じて、常に自分を客観的に見る視点が重要になってきますね。
感想

そもそも何がハラスメントになるのかが分からない。
相談窓口の適切な対応が知りたい。
ハラスメントと言われないか不安で指導ができない。
このような方にぜひ手に取ってもらいたい1冊です!
本書の中で、「パワハラとは、感情のコントロールが聞かない人が、自分より弱い人に八つ当たりして自分の気持ちを慰撫する、あるいは、自分より弱い立場の人に恐怖心を植え付けて、その人をコントロールし、労働を搾取する、という自己中心的なアンフェアな行為です」と書かれています。
パワハラの加害者は、残念ながら自分でこれに気づくことはありません。なぜなら、これまでそのやり方で成果を出し、それが許されてきて今の地位があるからです。きっとこれまでに、何度となく周囲からそれとなく注意は受けているはずなのですが、それでもやり方を変えずに来てしまったから加害者になってしまうのです。
「昔は自分もその傾向はあったけど、今はそういう時代ではない。だから自分を律しなくては」と自分で気づいて言動を変えられる人は、精神的に成熟していて、部下や後輩に対してもフラットに接することができるので訴えられることは少ないわけですよね。
今はパワハラ・セクハラだけでなくいろんなハラスメントがあります。ただ、私が思うのは「客観的に見てどうか」「一般的な感覚としてどうか」「自分の家族や友人だったら許せるか」などしっかり意識しておけば、間違うことはないはずです。1つの部署で同じ上司や部下たちと長く働いてしまうと、自分のズレが気づきにくくなってしまいます。「自社の常識は、他社の非常識」とはよく言ったものですね。
常にアンテナを張って、世の中の動きに置いていかれないためにも、労務担当者や経営者、管理職だけでなく、1人でも多くのビジネスマンに読んでもらいたいなと思う1冊です!
おわりに
みなさんもこの本を読んで、少しでも「ハラスメント」について考えるヒントになればな思います。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする「ハラスメントについて考える」習慣にトライ!
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