東大教授の考え続ける力がつく思考習慣(オススメの本より)
はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
土曜日は、オススメの本をご紹介。今回は以前にもご紹介したことがある東京大学教授の西成活裕さんの著書「東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣」です。
先日「考える習慣」という記事を書いた時にこの”考え続ける”本を読んだことを思い出して、裏付けになるヒントが書いてあったような気がして改めて読んでみました。そしたら何と著者の方は専門が「数学者」で、私の大学時代の専攻と同じでした(もちろんレベルは全然違いますが…^^;)理系の思考という観点からもを「考えること」を学ぶのにピッタリの1冊です!!
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オススメポイント
「考える」ことの基本的な知識が身につく
簡単に「考える」という言葉を使いがちですが、そもそも考えるとは何か体系立てて説明するのって難しくないですか??東大の先生がとても分かりやすく、考える時に必要な7種類の力「自己駆動力」「多段思考力」「疑い力」「大局力」「場合分け力」「ジャンプ力」「微分思考力」について細かく説明してくれています。これは学問の視点からスタートしつつ、事例を交えてビジネスや日常生活に今日からすぐ活用できる点がいいですね。目標に向かって最短距離で行くための思考習慣、みなさんも自分のスキルにしてみてはいかがでしょう??
自分が困っているところから読み始められる
「やりたいこと」「やるべきこと」「情報」「ベストな判断」「問題解決」「人間関係」「結果を出す」の7つの章に分かれて具体的に紹介されているので、今自分にとって一番必要だと思うところから選んで読むことができます。一つ一つの説明に説得力があり「自分でもできるかも!」と勇気を与えてくれる、著者の方の「誰かの役に立ちたい」という思いがあふれたパワフルな解説が嬉しい1冊です。
オススメワード
特に、私が「いいな!」と思ったところを勝手にピックアップしてみました。
ベスト3!!
1.P68 目的さえしっかり定まっていれば、手段がどんなに変化しても方向性がぶれることはありません。まずは、その軸足をきちんと定めることが大事です。
2.P90 「他人の改善策は分かったが、自分だったらどうすればいいのか?」「自分の会社にはどんなやり方が適切か?」と全て「自分事に」に置き換えて考える習慣を身につけましょう。
3.P106 仕事でもプライベートでも、普段から些細な変化に敏感でいることが、問題の早期発見、早期解決に繋がっていくのです。
おわりにより
注目!!
「思考体力」を鍛え、「思考習慣」を身につけたおかげで、これまで様々な困難を乗り越えてきました。ところが、世の中を見渡すと、考える力の使い方を知らない人がまだまだ多いように感じています。特に、2020年から始まった新型コロナ騒動で、考え続ける力がある人とない人の違いが、より明らかになったように思います。
⇒ 確かに「考えることが苦手」「考えるのが嫌い」と口に出して言う人は、コロナ後に増えたように感じます。今までは思っていても言わなかっただけかもしれませんが…。どんなに考えていても、コロナのような未曽有の事態には太刀打ちできない、だから考えても無駄?もしそう思っているのだとしたら、もっともっと自分の「考える力」を信じて伸ばして欲しいなと思います!!
感想
考えると疲れちゃうから、考えたくない…。
物事をどう考えていいかわからない…。
そもそも「考える」ってどういうこと??
こんな方に、ぜひ手に取ってもらいたい1冊です!
考えるって、頭の中で行われていることなのでアウトプットしない限り目に見えることはありません。考えることは自由だと思います。この本を読んで自分は考えている人なのか、そうでない人なのかをまず客観的に見てみる。そのうえで足りない部分をどう補っていくかを考えるための教科書として、とても効果的なのではないかと思います。
ベストな判断をするポイントの中に「迷ったら最終的には”善悪”で判断する」という一文があります。損得、善悪、好き嫌いの中でも一番大事にしたい判断基準、これはビジネスにおいても人間関係においても生活全般に使えるかもしれませんね!
「東大教授」「考え続ける」「思考習慣」タイトルのこんなワードを見ただけで「自分には無理!」と思わずに、ぜひ勇気を出して手に取って欲しい1冊です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?この本がみなさんにとって、物事をいろんな角度から考えるきっかけになったらいいなと思っています。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「考える力を身につける」習慣にトライ!
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