続けることと習慣化について
はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は木曜日、心のつぶやきの日。今回は、続けることと習慣化についてです。
最近「続ける」ことについていろいろ考える出来事があり、それをもとに習慣化とのつながりを書いてみたいと思います。うまくまとまっていなくて読みづらい部分もあるかもしれませんが、最後までおつきあいいただけたら嬉しいです。
最近の出来事から
まず最初に、長年続けてきたことを、”卒業する”、”続ける”、真逆の選択をした身近な事例をご紹介します。
1つ目は近所の飲食店のマスターHさん、2011年東日本大震災直後にオープンして13年半ガンバってこられましたが、残念ながら年内でお店を閉店することにしたそうです。Hさんとは前のお店で雇われ店長だった頃からの付き合いで、オープン当初から応援していたお店でした。
常連さんの中には「辞めないで欲しい」と泣いてお願いする人もいたそうです。それくらい愛されていたお店を閉める決断は本当に苦しかったと思います。でも、体力的にも経営的にも限界だったとのこと。続けたくても続けられない状況、続けて欲しいなんて無責任なことを私が言う資格はあるのか、そしてこれは果たして卒業と言えるんだろうか…いろいろ複雑な思いでいっぱいです。
2つ目は長年応援しているインディーズバンドY、2004年にスタートして今年が20周年でした。先日20周年の記念ライブが行われたのですが、リリースした全60曲を20曲×3部構成で半日かけて歌い上げるという「バンドのエゴの塊(…と本人たちが言っていました^^;)」のようなライブは、ファンを楽しませる工夫が随所に散りばめられていてまさに20年の集大成でした。
最後に「この20年、楽しいことや嬉しいことより、何十倍も大変なことや悔しいこと、辞めたくなることの方が多かった。でも何とか踏み留まって続けることを選んできた」「1秒でも長くYというバンドを続けたいので、みんなの力を貸して欲しい」長年彼らを応援してきましたが、涙ながらにこんなふうに苦しい彼らの胸の内を明かしてくれたのは初めてで、そんな彼らに続けてくれてありがとうとは言えても、このまま続けて欲しいなんて言える立場なのか…、これもまた複雑な思いでいっぱいになりました。
彼らに対して思うこと
どちらも、人生をかけて全力で続けてきたこと。お店もバンドも、収入がなければ続けられない、そして健康でなければ続けられない。これは起業家も、会社も、また個人でも同じことが言えるのではないでしょうか。
安定した収入を確保するためには「応援される人」になって、かつ「応援され続ける人」にならなければいけません。新たなファンを獲得しながら古くからのファンの期待にも応えて、鮮度を保ち、工夫や改善を重ねながら、甘えすぎず頼りすぎず、でも時には甘えたり頼ることも必要で、これらのバランスをうまくとりながら、自分自身を安定させて健康であり続けること。
本当に難しいことだなと思うのです。やはり単純に同じことを淡々と「続けること」が正解ではない、習慣化コーチとして深いテーマを扱っているなとしみじみ思った出来事でした。
何をどう続ければいいのか?
例えば毎日ストレッチをする、日記を書く、湯船に浸かるなど、生活に取り入れると心と体の健康に近づくようなテーマもこのブログでは紹介しているわけですが、すべてが今のみなさんの生活に緊急で必要なわけではないですよね。
惰性で続けても意味はないですし、自分にとって優先度の低い習慣が続かないからと言って落ち込む必要もないのです。仮に続けていた習慣も、自分にとって不要になったらそれは卒業しないといけない。卒業というのは「ある段階や時期を通り過ぎること」、このタイミングもしっかりと見極める必要があると思うのです。
結局のところ、何でも続ければいいわけではなく、一般的に”いい”と言われることを続けるだけでもなく、今の自分が何を選択して必要なことをどう続けるのか、それを決めるのは他の誰でもない自分というわけです。
工夫や改善を重ねて、何より楽しみながら健康的に、バランスを保って「今の自分にとって必要なこと」をどう続けていくのか、これが習慣化における永遠のテーマなんだろうな…とそんなことを考えたりする今日この頃です。
おわりに
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。
私の身近な事例をもとに、「続けること」についていろんな視点から考えたくて紹介してみました。続けること、卒業すること、それぞれの選択に対して私ができることは、微力ながらそれを受け入れて見守ることだけなんだろうな…とそんなことを思って心のつぶやきを終わりたいと思います。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「続けることと習慣化について」考える習慣にトライ!
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