コミュニケーションの問題地図(オススメの本より)

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は土曜日、オススメの本をご紹介。今回は、ワークスタイル&組織開発専門家の沢渡あまねさんの著書「コミュニケーションの問題地図」。職場内で起きがちなコミュニケーションのズレについて学べそうだなと思って読ませていただきました!
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オススメポイント
今の時代の「コミュニケーション」が理論的に分かる
職場の中で必要とされるコミュニケーションスキルですが、それがなぜズレるのかということが分かりやすく説明されています。誰とどんなコミュニケーションを発生させていきたいかを自分事として考えられるようになる1冊です。
組織内ですぐに活かせる手法が学べる
一方通行、階層間の景色、こそこそ、忖度、目先主義、とりあえず1on1など、みなさんの組織の中でよく見かけるようなワードが各章のタイトルになっています。今日からすぐに自分の組織の改善に向けて活用できる内容が盛りだくさんで、特に経営者や管理職の方にはオススメです!
コミュニケーションの5つの要素
注目!
1.環境・・・意見を言いやすい場や雰囲気があるか?
2.プロセス・・・オンライン、オフラインそれぞれのツールや場のバリエーションや選択肢があるか?悪気なく古いやり方の一方的な押しつけになっていないか?
3.関係性・・・悪気なく指示命令型の上下関係になっていないか?同質性の高い「井の中の蛙」集団になっていないか?
4.スキル・・・プレゼンテーション、ファシリテーション、傾聴力などのいわゆるコミュニケーションスキル、ITスキルなどツールを使いこなすスキルなどメンバーが身につけているか?
5.カルチャー・・・その組織において、どんなコミュニケーションを理想とするか?
おわりにより
注目!!
人の意識を変えるのは容易ではありません。しかし、今までとは異なる経験をする、すなわち景色が変わることにより、意識が変わる人は少なくない。そして、人の意識が変わると、やがて組織全体の行動習慣が変わります。その積み重ねで、組織のカルチャーは変わります。
⇒ 今までとは違うことをいかに受容して、自分の意識変革につなげるか、それがこれからの時代には求められるスキルであるように思います。これまでのいいところは活かし、新しいことを取り入れアップデートしながら共創できる世の中を目指したいものですね!
感想

職場内のコミュニケーションがズレている
メンバーとの会議や1on1がうまくいっていない
目的意識や期待している役割がかみ合わない
こんなふうに感じている管理職の方にぜひ手に取ってもらいたい1冊です!
はじめにでは、「コミュニケーションスキル」とひと言で言っても「話す力」「聞く力」「書く力」「読む力」「会話力」「議論力」「対話力」「コーチング力」「ティーチング力」「フィードバック力」「雑談力」「説得力」「プレゼン力」のどれのことを言っているのか、常に解像度を高める必要があると書かれています。
これは我々のビジネスにおいても非常に重要な切り口であると思っていて、本人が「コミュニケーションが得意です」と言っても具体に聞いていくとその捉え方がまったく違っていたということも多くあります。特に採用面接などで面接官をする方は注意しておいた方がいいポイントですよね。
そもそもコミュニケーションって何だろう、そんなことを改めて深く考えさせてくれる1冊です!
おわりに
みなさんもこの本を読んで、ご自身のコミュニケーションのスタイルを振り返るきっかけになったらいいなと思います。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする「コミュニケーションについて考える」習慣にトライ!
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