時間を守る習慣
はじめに
みなさんは誰かと待ち合わせをした時、時間通りに到着していますか?相手は時間通りに来てくれていますか?
時間の考え方は、人によって違いますね。自分にも相手にも厳しい人、自分にも相手にもルーズな人、時と場合によって変える人。でも双方が納得して、いい関係が築けているのなら私はOKだと思います。
今回は、人と待ち合わせた時の「時間を守る」ということについて、習慣化の観点から探ってみたいと思います。
「自分はいつも時間は守っているよ、でも相手に対してはそんなに気にならないかな」という方もいるかもしれません。でも、たびたび相手を待たせてしまう、逆に待たされることが多くてイライラしてしまう…という方は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
私の経験から
先日受講した”アンガーマネジメント”の研修の中で、おもしろい事例がありましたのでご紹介します。この質問、みなさんはどう答えますか?
「朝10時に待ち合わせの約束をしました。相手が来た時間に対して、許せる、まぁ許せる、許せないの3つから選んでください」
10:00 許せる
10:01 許せる
10:05 許せる
10:10 まぁ許せる
10:30 許せない
10:00 許せる
10:01 許せない
10:05 許せない
10:10 許せない
10:30 許せない
はい、私の回答を見て、周りの人はドン引きでした^^;
先にお伝えしておくと、この質問は怒りの沸点を測るものだったのですが、私の場合「許せない=怒る」ということではないんですね。許せないからといって怒ってすぐ帰るとか、相手に説教するとか、二度と会わなくなるとかではなく、もちろんその場は冷静に対応しますよ。
この質問では詳しく触れていませんでしたが、日頃の相手との関係性や、待ち合わせしている場所や人数など、条件による部分も大きいですしね。
例えば、私の場合は事前に「遅れる」と連絡があれば”まぁ許せる”に格上げされます。「連絡なしに、時間通りに待ち合わせ場所に来ない」ことが一番引っ掛かるポイントで、もしこれが何回か続くと相手と信頼関係が築けずに疎遠になってしまうかもしれません…。
みなさんはどうですか??「待ち合わせの時間くらいで細かいなぁ」と思われる方も多いかもしれません。ただ私は相手とどういう関係を築きたいかを判断する時に、「時間を守る」ことを大事な軸として見ているというわけです。本当に人それぞれですね。
時間を守るメリット
注目!!
相手が待ち合わせの時間に来ないと、「事故にあったかな」「日時や場所はあってるかな」など、待っている方は不安になります。相手に対する思いやりですね。
どんな時でも時間を守るということは、相手を尊重して大事にしているということです。結果、相手から信頼されますね。さらに相手も待たせてはいけないと思ってくれるので、双方気持ちよく待ち合わせができるようになりますよ。
段取りを考えて落ち着いて行動できるので、自分の心が安定します。相手といい関係が築けるとさらに自己肯定感も高まりますね。
今日からできるワンポイントアドバイス
1.10分前に着くようにする
2.前日の夜、日時と場所を再度確認する
3.約束の相手にリマインドする
1.道に迷うかも、トイレに行きたくなるかも、電車が遅れるかも、いろんなイレギュラーは発生するものです。この”10分”を見込んでおくことで、だいたいのことは解決できますね。
2.私は心配性なので、いつもこれをやります。約束したメールやLINEを確認して、同時に行き方と乗る電車の時間まで決めておくと、当日気持ちに余裕が生まれるのでオススメです。
3.もちろん相手によりますが、リマインドをすることで認識合わせができます。さらに時間を守らなければという自分の意識づけにもなりますし、相手も時間通りに来てくれる可能性が高まるのでスムーズに待ち合わせができますね。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの「時間」に対する考え方、いかがでしょうか?人それぞれ全然違うということを前提に、自分の行動を決めていきたいですね。
もちろん、私も電車が遅れたり、予測を見誤ったりして時間に遅れてしまうこともあります…。常に試行錯誤しながらですが、でも会った時に楽しく過ごすことができて、長くいい関係を築くために、どんな時でも時間を守る大人でありたいなと思っています。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「時間を守る」習慣にトライ!