自分事に置き換えて考える習慣
はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
以前ご紹介した本に「他人の改善策は分かったが、自分だったらどうすればいいのか?」「自分の会社にはどんなやり方が適切か?」と”自分事に置き換えて考えることが大事”とありました。
これはまさに習慣だなぁと思いましたので、今回は「自分事に置き換えて考える」ということについて、習慣化の観点から探ってみたいと思います。
「常に自分に何が活かせるか考えているよ!」という方も多いかもしれません。ただ、どちらかというと”自分には関係ないことかな…”と思いがちな方は、何か参考にしてもらえれば嬉しいです。
よくある事例から
あの部署は〇〇だからうまく行ってる
私と◯◯の仕事は違うから、その情報は役に立たない
こういうことってよく聞きません?あるいは自分がつい言ってしまっていませんか??私はこれも「思考のクセ」の1つで、「本当にそうかな?」と一度立ち止まって考えてみることは大事なのではないかと思います。
最近とある会社の勉強会で「自分のチーム改善のヒントを得る」というテーマを取り入れてみました。やり方は各部署のチームリーダーが4人1組になり、自チームの課題を持ち寄って他の3人に相談しメンバーからアイデアをもらって、次回の勉強会までにそれを実行してみる。そしてこれを2週間に1度、3ヶ月間繰り返してやるというものです。
最初はぎこちなかったチームリーダーたちでしたが、毎回メンバーをシャッフルして回を重ねていくと、2週間でやってみた結果をフィードバックしてそれを他チームにも勧めてみたり、自チームだけでなく”他のチームもよくするぞ!”という意識が芽生えて活発な勉強会になっていきました。
そして3ヶ月過ぎる頃には、チームリーダー層だけでなく会社全体が前向きな雰囲気に変わり、目に見えてそれぞれの行動が変わってきたと、依頼をいただいた部長や人事担当の方から嬉しいフィードバックをいただきました。まさに習慣として、他チームのことを自分事として考え行動してみた結果だなと思った出来事です。
ビジネスに限らずですが、誰かの成功事例を聞いて、自分だったらと置き換えて行動に移す人はやっぱり目に見える成果につながりやすいんだと思います。学ぶ=まねぶ(真似ぶ)とも言いますし、TTP(徹底的にパクる)なんて言い方もありますね。そのまま同じようには使えなくても、自分のパターンや状況、環境だったらどうかと具体的に考えていく習慣、身につけたいですね!
自分事に置き換えて考えるメリット
注目!!
自分が経験できることには限界があります。最短距離でゴールを目指すためにも、人の成功事例も失敗事例もどんどん参考にさせてもらいましょう!
相手はなぜそういう行動をしたのか、具体的にどういう行動をしたのか、特に大変だったことは何か、自分事として考えてみると自然と質問してみたくなりませんか??そして実際に聞いてみると新たな発見があるものです。ぜひ自分の改善に活かしてみてくださいね。
そしてそんなふうに周りの人を見ていると、人のことを興味を持って観察するようになり、さらにステップアップすると人に寄り添えるようになります。人間関係の改善にも使えるスキルではないかなと思います!
今日からできるワンポイントアドバイス
1.人に興味を持つ
2.相手の感情を想像して、理由を聞いてみる
3.”自分だったら”を考えて、アウトプットする
1.以前の私はどちらかというと”人に興味を持つ”ことを避けていた気がしますが、年を重ねていろんな出会いがあると変わってくるものですね。自分が”おもしろい”と思うポイント”が分かってくると、自然と人にも興味が出てくるのではないかと思います。
2.興味を持ったら、ぜひ自分からいろいろ質問してみてください。たいていの場合は相手もちゃんと親切に答えてくれますので、そうすると自分事にイメージしやすくなりますね!
3.もちろんテーマや内容によりますが、「私だったらどうするかなぁ」という枕詞は私がコーチングをする時にもよく使うフレーズです。そこから話がつながったり、自分の考えがかたまったりすることもあるので、考えるだけでなくアウトプットして思考力を高めていきたいですね。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「何でも自分事に」と思うとハードルが高くなって、気持ちまで重くなってしまうかもしれません。何事もほどほどに、でも考えることは自由なので、思考の幅を広げる練習のために使っていきたいですね。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「自分事に置き換えて考える」習慣にトライ!
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