最悪な事態を想定する習慣

最悪な事態を想定する習慣

はじめに

何かに新しいことにチャレンジする時や、初めての場所に行く時、ほどよい緊張感もあって何だかワクワクしますよね!プラスの状況をイメージすると、引き寄せの法則でスルスルっとうまいくなんて話もよく聞きます。

でも、実際はうまくいくことばかりでもないですね。思いがけない落とし穴があって、慌てたり、頭が真っ白でパニックになったり…。「あぁ、もっと準備しておけばよかった」なんて落ち込むことありませんか??

今回は、「最悪な事態を想定する」ということを、習慣化の観点から探ってみたいと思います。

いつも準備万端で、大きなトラブルなんてないよという方もいるかもしれません。でも、環境や役割が変わって、新しいことにチャレンジする機会が多くなるにつれて、何かバタバタすることが多いな…とお悩みの方に、参考になればと思います!

私の経験から

私はよく、冷静で落ち着いていると言わます。バタバタしたり、パニックになったり、慌てたり…ということは、比較的少ない方かなと思います。

でも昔からそうだったわけではないですね。会社員になって、あるいは転職したり、新しい仕事に挑戦したりする中で、先輩に怒られたり、大きな失敗を重ねて、少しずつ試行錯誤してこうなってきたようにと思います。

自分を分析してみた結果、バタバタしたり焦ったりする時って「準備不足=最悪の事態を想定していない」ということが分かってきました。あと、バタバタしたり焦ったりした後って、本当に体も心も疲れるということも…。

脳の働きからを考えると、想定していないことが起きると負荷がかかるんですね。それに気づいてからは、自分の安定を保つためにいつも最悪な事態も想定しておくようにしています。

例えば、誰も知らない会合に初めて参加する時、人見知りして楽しめないかも、ポツンと1人ぼっちかも、場違いで浮いちゃうかも…。

例えば、初めての場所でプレゼンをする時、道に迷うかも、パソコンがうまくつながらないかも、何しゃべってるか分からなくなるかも…。

これだけ考えると、ブルーになりますね。でも思いつく限り悪いことを想定して、その対策を取っておけば大丈夫。だいたいのことはラクに乗り越えられますし、最悪の事態は免れます

最悪な事態を想定するメリット

注目!!

●想定外のハプニングは、脳を疲れさせます。何が起きても「想定の範囲内」と思えると、焦らず落ち着いて対応できますよ。 

●事前に様々な準備や対策をしているので、周りの人から感謝されるようになります。誰かの役に立つことが増えてくると、自己肯定感も上がってきますね!

●だいたいのことが「うまくいった!!」と思えるようになります。そうすると自然と自信がついてくるので、人の評価に左右されない強い自分に近づけますよ!

今日からできるワンポイントアドバイス

こんちゃん

1.成功パターンを想定する

2.起きて欲しくない最悪なことを全部洗い出す

3.最悪なことを防ぐためにできる対策をする

1.まずはこれがスタートです。「成功パターン=最高の状態」をイメージしてみましょう!そうすると、ワクワクが高まってモチベーションも上がります。

2.そして次に、思いつく限りのマイナスなこと、ネガティブなこと、今までやってきた失敗をヒントに書き出してみてください。周りの人の意見を聞いて客観的に想定してみると、意外な落とし穴を避けることができますよ。

3.書き出したことの中から、優先順位をつけて対策をしていきましょう。人に協力をお願いしたり、持っていくものを追加したり、準備の時間を増やしたり。「ここまでやったから大丈夫」と思えたら、あとはうまくいくことだけを考えられますね!

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。焦らない、慌てないためのヒントになれば嬉しいです。

まずは日常の小さいことから初めてみて、慣れたら仕事でも意識してみるといいかもしれませんね。

あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「最悪な事態を想定する」習慣にトライ!