うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣(オススメの本より)

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は土曜日、オススメの本をご紹介。少し前に発売されて気になっていた産業カウンセラーの山本衣奈子さんの著書「うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣」を読んでみました!
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オススメポイント
聞き方の基本が学べる
全部で7つの章に分かれていて、聞き方の基本、リアクション、距離の縮め方、盛り上げ方、うまくいく秘訣、話を引き出す聞き方、聞き方上手の考え方など、「単に聞くこと」と「しっかり聞けていること」の違いが分かりやすく解説してあります。職場や家庭など日常生活で活かせるのがいいですね。
自分のコミュニケーションスキルを振り返ることができる
55の習慣をそれぞれ「聞ける人と」と「聞けていない人」の特徴で対比していて、普段自分が人と会話する時を思い返して「この場合は自分はどちらだろう…」と考えながら読み進めることができます。”はじめに”の中に「話のリード権は聞き手が持っている」とありますが、読み終わった後でまさに「聞き上手になりたいな」と素直に思える1冊です。
オススメ習慣Best3
55の習慣の中から、オススメしたい習慣を勝手に3つ選んでみました!
Best3
P80 15:うまく聞ける人はネガティブをそのまま受け取り、聞けていない人はなんでもポジティブにする。ネガティブをよくないものだと考えるから、かえってポジティブにがんじがらめになってしまう、それがときに窮屈な状態をつくり出すことがあります。うまく聞ける人は「ネガティブ=悪」と捉えない。
P176 38:うまく聞ける人は事実と解釈を整理して、聞けていない人はすべてをごちゃまぜに聞く。”事実”と”解釈”を区別するためには、相手の発する言葉の語尾と形容詞に注目してみてください。うまく聞ける人は事実と解釈を分ける!
P194 42:うまく聞ける人は「想い」に興味を持ち、聞けていない人は「行動」ばかりに興味を持つ。ただ行動をなぞるだけでなく、想いに触れることで、さらに会話は深まりますし、相手のことを知るきっかけにもなります。うまく聞ける人は相手の想いを聞く。
おわりにより
注目!!
古代ギリシャの哲学者エピクテトス『語録』の中で、「私たちには2つの耳と1つの口がある。それは多くを聞いて少なく話すためである」と述べています。「話す」以上に「聞く」ことにしっかり意識を持つことこそが、コミュニケーションのスタートなのではないでしょうか。
⇒ 本文中にも「人は話したいことは放っておいても自分から話すもんだから、こちらから無理やり聞くようなことはしない」と書いてありました。だからこそ「聞き出す」のではなく、話したい人の話をフラットに聞くためにもやはりスキルが必要なんだなと思いますね。
感想

会話が弾まない…
相手と距離が縮まらない…
こちらの話をちゃんと聞いてもらえない…
こんな方に、ぜひ手に取ってもらいたい1冊です!
仕事柄「聞く」ことには人一倍意識しているつもりですが、プライベートでも私はどちらかというと聞き役になる方が多いかなと思います。相手が誰であっても楽しそうに全力で話す友人を見てうらやましくなることもありますが、改めてこの本を読んであまり気にすることなく「聞き手」としての役割を全うすればいいかなと思いました。
この本では、聞けていない人は「次に(自分が)何を言うかを考えている」と書かれていて、確かに思い返すと私も以前はこの傾向が強かった気がします。それが人事経験の中で社員面談やヒアリングを重ねて、しっかり「聞く」訓練をしてようやくこの傾向が薄れてきたのかもしれません。
今後、特に1対1で会う時の「自分と相手の話している割合」を客観的に見て、自分がしっかり聞けていたかを振り返ろうと思わせてくれる1冊です!
おわりに
いかがでしたでしょうか?この本が「聞ける人になる」ヒントになって、コミュニケーションの改善に活かしてもらえたらいいなと思います。そして「そうは言ってもなかなか1人で”聞ける人”になるのは難しい」という方は、ぜひ公式LINEからメッセージお待ちしています。
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