言語化の魔力(オススメの本より)

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は土曜日、オススメの本をご紹介。今回は、精神科医の樺沢紫苑さんの著書「言語化の魔力」。言葉にすれば「悩み」は消えるという表紙の言葉が気になって読ませていただきました!
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オススメポイント
「悩みとは何か」が体系的に理解できる
4人に3人が悩みを抱えているそうです。つらい、苦しい、どうしよう、どうしようもない、そんな「悩み」という感情に対して優しく寄り添ってくれて、読み終わると気持ちが少しラクになる1冊でした!
悩みに対する向き合い方が学べる
悩みを分析する、解消する、見方を変えて、視座を変える、言語化して行動する、それでもダメな場合の究極の方法と、それぞれ章で詳しく解説されています。日々の生活の中ですぐに活用できる方法が盛りだくさん、重いテーマですがサラッと読みやすくてオススメです!
悩みが消える究極の方法
注目!
1.あきらめる・・・「あきらめる」「諦める」とは、悩み続けるのをやめること。ネガティブな感情を手放すこと。感情的に区切りをつけて、次に進むこと。決してネガティブな行動ではなく、むしろ非常に前向きな行動。悩みが消える究極の方法なのです。
2.やめる、手放す・・・もしあなたが、「本当にどうしようもない状況」にまで追い詰められているのなら、その状況から「撤退する勇気」を持ってほしいのです。「やめる」のではなく、「撤退する」。再戦に備えて準備するのです。
3.親切、感謝、他者貢献・・・自分から「ギブ(与える)」すると、「ギブ」が帰ってくる。心理学でいう「行為の返報性の法則」です。他者貢献を意識し、「お返し」「見返り」を求めずに他者貢献ができるようになってから、ドンドン、物事がうまくいくようになりました。
おわりにより
注目!!
言語化は、自分の意見を「言葉にして」言う、書く、伝える、明らかにすること。人と人とのコミュニケーション。プライベートでも仕事でも、あらゆる場面で使えるテクニックです。そして、自分の「思い」「考え」を上手に言語化することができれば、人生は良い方向に、必ず動き出します。
⇒ 私はこれをすごく大事にしています。もちろん相手によって言いづらいこともありますが、そんな時はどういう言葉でどういうトーンで伝えると相手に一番届くのか何回もシミュレーションします。それくらい慎重になるのはやっぱり怖いから、でも伝えないと人生は良い方向には動き出さないですよね。逆に言語化から逃げている人とは一定以上の信頼関係は築けなそうだな・・・なんて思ったりもしますね。
感想

「つらい」「苦しい」とネガティブな感情に支配されている
対処方法が分からず「どうしよう」と困っている
「どうしようもない」と停滞して、思考停止している
こんなふうに感じて悩んでいる方にぜひ手に取ってもらいたい1冊です!
本書では「悩みの原因を解決する必要はありません。原因は保留にしたまま、やれることを、やれる範囲で、1つずつ片付けることが重要です。」と書かれています。そして、「成長」とは、「昨日できなかったことが、今日できていること」、もしくは「新しいことが(前よりも楽に、効率よく)できるようになること」と定義されています。
何でもそうですが、悩みを根本から解決するのは時間もかかるし難しいことです。もし簡単に解決できるのなら、そもそも悩む必要もないですしね。悩むということは、どこかに引っかかっていてスッキリしない状態なわけで、それを放置することは私はオススメしません。だからこそ、少しでもラクになるために1つずつ小さく行動に移すことで成長につながるんだろうなと思います。
自分だけが悩んでいると思わず少し周りの人に話してみるだけども、実はずいぶん気持ちがラクになるものです。私が人事支援として行っている「社員面談」も同じ役割ですね。日々の小さな悩みが積み重なった結果、退職につながったりメンタル不調に陥ってしまう前に「ガス抜き相手」として役立つ存在になりたいなと思います!
おわりに
みなさんもこの本を読んで、ご自身の悩みに向き合ってみて少しでも気持ちがラクになったらいいなと思います。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする「言語化する」習慣にトライ!
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