世代間ギャップを小さくする習慣

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
みなさんは、年齢を重ねるにつれて自分より年下の人と考え方や価値観にギャップがあると感じることはありますか?特に仕事をするうえでは、そのギャップが大きすぎると育成が難しいなと思いがちになってしまいますね。
今回は「世代間ギャップを小さくする」ということについて、習慣化の観点から探ってみたいと思います。
「意識していろんな価値観を理解するようにしているよ」という方もいるかもしれません。ただ「なかなか凝り固まって理解できないかも…」という方は何か参考にしてもらえれば嬉しいです。
私の経験から
先日ある企業さんにヒアリングをさせてもらう機会があり、そこの部長Aさんが話してくれたお悩みがこちらです。

最近の若い人は、自分の仕事が終わっていなくても定時になると帰ってしまうんだよね。僕みたいな昭和の人間からするとありえないんだけど、でも辞められたら困るし強く注意もしづらくて…。
このようなお悩みを抱える管理職の方、最近増えてきましたね。働き方改革やワークライフバランスという言葉が流行り始めて特に「労働時間(残業を含む)」に対する考え方はずいぶん変化があったように感じます。
人事を長くやってきて今も人事アドバイザーとしてご支援する中で、私自身がどう思っているかというと「結局仕事の進め方や時間の使い方も習慣だな」ということです。確かに私が新入社員で入社した20年以上前は、残業が当たり前で先輩たちも21:00、22:00まで普通に働いていました。当時営業だった私は「仕事を早く覚えて1人前になって、会社や先輩たちの役に立ちたい」という思いもありつつ、現実は「23才という若くて楽しい時期に、こんな働き方を一生続けるのは無理だな」と思っていました。
今でもそれは忘れたことはないので、私は若い世代の人たちに同じ思いはして欲しくないなと思っています。これが「若いうちは何でも勉強だから仕方ない」といった価値観になってしまっていたら、今の人たちに対しても無理をさせてしまっていたかもしれません。
労働時間については一例にすぎませんが、職場におけるいろんな場面でこのようなギャップはあると思います。今ではペットボトルやコーヒーマシンがある会社も多いですが、女性がお茶出しをやると決まっている会社もあったりしますね。私自身その考え方が疑問だったので、こんなことを言ったことがあります。

会社の人
やっぱり女性に入れてもらうお茶はおいしいですね。

女性側も、男性に入れてもらうお茶がおいしいって思ってますよ。
「ありえない」「理解できない」「分からない」といって切り捨てたり、モヤモヤを抱えているだけでは何の解決にもならないわけで、こういう1つ1つのギャップに対してみんなが少しずつ声を上げて、お互いに「確かにそうだな」と歩み寄って理解しようとする姿勢が大事なんじゃなかなと思います!
職場の中の改善を考えている企業さんは、ぜひこちらのページもご参照ください。
世代間ギャップを小さくするメリット
注目!!
相手に対して無駄にイライラすることがなくなります。過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分だけですもんね。
話しづらかったりギスギスした職場の雰囲気が、少しずつ和らいで会話が増えて明るくなります。変な気遣いがいらなくなるので、自然な会話を楽しめますね。
積極的に自分からコミュニケーションが取れて、世代を問わず幅広い人間関係を構築することができます。家族や友人ともよりよい関係が築けますね。
今日からできるワンポイントアドバイス

1.価値観の違いを知る
2.いろんな人の意見を聞いてみる
3.自分の行動を変えてみる
1.年齢や性別に限らず、今は本当に多種多様、出身地や育ってきた環境、経験で1人1人全然価値観は違います。まず何がどう違うのかを知るところからスタートして、受け止めて理解する姿勢が大事ですね。
2.身近な人や同じカテゴリーの人だけでなく、いろんなバックグラウンドの人に意見を聞いてみるのがオススメです。「今時はそうなんだ」「そういうやり方もあるんだ」と新たな気づきがあって、自分の考えを少し柔軟にするきっかけになりますね。
3.ギャップを小さくためには、自分の行動を変えてみるのが1番です。普段使っている言い方や表現の仕方、ささいな行動を相手の価値観に近づけてみると、相手への理解のスピードが加速されますよ。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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