大人の習慣化について考える
はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
毎週木曜日は、心のつぶやきの日。私が日々の仕事や生活で感じていることの中から、今回は「大人の習慣化」について考えてみようと思います。
大人の習慣化の難しさ
このブログのタイトルでもある「大人の習慣化」、あえて「大人の」をつけているのには意味があります。
私たちは子どもの頃、親や家族、先生など周りの大人のサポートを受けながら、早寝早起き、歯磨き、片付けのような一般的な生活習慣を身につけてきました。それ以外にも初めてやることの連続で、逆上がり、九九、自転車…。純粋に「できるようになりたい!」と思って必死で繰り返し練習してきましたよね。
そんな経験がたくさんあるはずなのに、なぜ大人になるとその情熱や純粋さを忘れて「コツコツ続けられない3日坊主」になってしまうのでしょうか?
時間がない、お金がない、成果が出ない、面倒くさい、本当はやりたくない、難易度が高い、家族が反対する…。パッと思いつくのはこのあたりでしょうか?経験や周囲の目が邪魔をして、続けられなくなってしまうのかな、そんなことを思ったりします。
大人になること
ここでいう大人とは、一般的に学校を卒業して親から自立すべき年齢になった人たちのことを指しています。
お金、時間、生活、結婚、就職、人生すべてにおいて自分の意志で決められるようになります。それは自由である一方で、責任が伴います。
さらに、大人になると想像できないようないろんな経験を重ねます。身近な人の不幸だったり、自分の病気やケガ、人間関係によるメンタル不調、仕事や会社の経営不振、家族のお世話や介護など、いろんな出来事に直面します。
そして自由より責任が増えていく中で、親や兄弟、上司や同僚、配偶者や子ども、他にも周囲や状況、環境を理由に「諦める」術を身につけていくのだと思います。”今はこれを受け入れるしかない”と一時的に「諦める」ことが増えてきます。その結果、子どもの頃の情熱や純粋さを忘れなければ保てなくなって「コツコツ続けられない3日坊主」になってしまうのかなと、そんなことを考えたりします。
究極の大人の習慣化とは
でも我々は大人です。本来、自由なはずなんですね。すべて自分が選択してきた結果が今の自分を形成しているんだという事実、これをいかに素直に自分が受け入れられるかが、実は大人の習慣化のカギなのでは?ということを最近考えて始めています。
私自身20〜30代の頃は、やろうと思えば何でもできるし、どんな仕事でもある程度はできるものだと思っていました。でも40代になって現実的に、選ばなかった人生、さらには”選べなかった人生”があるのも事実だと思うのです。
お金や状況、環境の問題、親や家族の反対、年齢的なこと、人それぞれの事情があります。そこには、激しい後悔や無念、目をそらしたい自分、いろんな複雑な感情が絡んでくるので受け入れるのはそんなに簡単なことではありません。
今習慣化コーチをしていて思うのは、年を重ねて少しでもお金や時間に余裕ができてきたなら、選べなかった人生を振り返って、その頃の自分に寄り添いながら、今だからできることをやってみる。選べなかった人生を成仏させる手段こそが、究極の大人の習慣化なのかもしれないなと思う今日この頃です。
おわりに
今日も私のひとりごとに、最後までおつきあいいただきありがとうございました。
究極の大人の習慣化については、具体的な事例を交えてまたどこかで詳しく触れてみようかなと思っています。もし今やりたいことが見つけられなくて困っている方は、一度この選べなかった人生に向き合ってみると何か見えてくるものがあるかもしれませんね。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「大人の習慣化について考える」習慣に、トライ!
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