「これまでの自分」と比べることの難しさ

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は木曜日、心のつぶやきの日。最近考える機会の多い「これまでの自分と比べること」について思っていることを書いてみようと思います。
まとまりがなくて恐縮ですが、最後までおつきあいいただけると嬉しいです!
人と比べられて成長する?
習慣化を学ぶようになった頃からよく「自分史上最高を目指そう」という言葉を聞くようになりました。最近流行りの表現ですね。比べる相手は人ではなく自分。自分以外の誰かと比較して無駄に落ち込むのではなく、過去の自分と比べてよくなっていればOK。それを推奨している言い方だと私は理解しています。でもこれは本当に難易度が高いことだなと思いませんか?
幼い頃は、逆上がりや九九、自転車に乗るなど、できないことが多いのでガンバってできるようになった時にできなかった自分と比べて「できるようになった自分、すごい!」という感覚を得られる機会も多いのですが、できることが増えて成長するにしたがってどんどんそんな機会は減ってくるものです。
それでなくても学校というのは人と比較されることで自分が形成されていく場。勉強ではクラスでの自分の順位が分かるようになり、部活ではレギュラーに選ばれる人と補欠のままの人も出てきたり、人と比較されることで学校内での立場や役割も決まってきて結局「優劣」を決める手段になってしまっているわけです。
本当はその事実をどう捉えてどう今後の人生に活かすか、優劣ではなく個性だという教育が重要なわけですがそんなことは誰も教えてくれません。このように「人と比べられる」教育を受けてきた私たちが、大人になってから急に「これまでの自分と比べて、自分史上最高を目指そう」なんて言われても簡単にできるはずないよなと思うわけです。
大人になってからの比べられ方
さらに会社に入ると「出世」という、またこれも人との比較で決まる環境に無条件に放り込まれるわけです。しかもこれが学校よりもさらに厄介なのは、肩書や役割だけでなく生涯賃金まで左右してくるという点です。
例えば営業担当Aさんがガンバって自分史上最高の数字を達成したとしても、Bさんの方がさらに上だったら当然上司はBさんを褒めるわけでAさんは「君ももっとガンバれ」なんて言われてしまうかもしれません。その時に「そうだ、Bさんみたいにガンバらなくちゃ」と思うのではなく「いや自分史上最高だったから、ガンバった自分を自分で褒めよう!」と切り替えられるものか?そしてそれが本来推奨されている考え方なのか??
そもそもBさんは面倒な仕事を全部周りに押しつけて、ラクしてずるして営業成績を上げている人かもしれません。よく「営業は結果がすべて」と言われますが、そんな仕事の仕方をする人の評価が高いとなるとバカバカしくてやってられませんよね。
そこでこれまでの自分と比べる手段として仮に資格試験にチャレンジしたとして、「去年は●点で不合格だったから、今年は●点アップして合格するぞ」と思えれば少しはこれまでの自分と比べる訓練になるのかもしれません。ただそれが度を越してよく「資格マニア」と呼ばれる人のように仕事にまったく関係ない資格を取り続けていたら「無駄な勉強しないで、ちょっとは仕事に役に立って欲しい」なんてまた嫌味を言われるわけで、そんな中で「自分史上最高」なんて思えるはずもありません。
さて、普段こんな環境で仕事をしている我々がどうやって「自分史上最高」と感じられるような状況を作り出すか、なかなか一筋縄ではいかない難題だなと思いませんか??
習慣化を活用すること
このようにいろいろ考えていると、私が習慣化コーチをしている理由の1つは実はここにあるのかもしれません。
習慣化とは、自分で決めた自分との約束を、自分の意志で守り続けること
これはいつも私が口ぐせのように言い続けていることですが、まさにこれが「自分史上最高」という状態を示しているのではないかと思うのです。
私がクライアントさんとお話する時に、当たり前ですが他人と比較して「○○さんはできているんだから、あなたもガンバらないと」なんて言うことはないわけです。クライアントさんが自分の目標に向かってコツコツ毎日続けていくことで、過去の自分、今日の自分、これからの自分と向き合いながら「自分史上最高」になる道筋を一緒に作っているんだろうなと思っています。
人と比べるのではなくこれまでの自分と比べるための訓練が、習慣化なのかもしれません。このスキルをうまく身につけられると、人からマイナスの影響を受けることも減りますし、勝手に誰かと比べて落ち込んだり悩んだりすることも少なくなってきます。ぜひ習慣化を活用して、あなたの「自分史上最高」を一緒に目指していきませんか??
ちなみに余談ですが、私はTOEICで今回久々に自分史上最高点を更新しました!もちろん他の人と比較するとまだまだなわけですが、8年半で290点→720点という430点アップしたこの結果は、私自身が素直に過去の自分と比べてガンバったなと思えるものです。「あぁ、これが私がTOEICを受ける理由なのかもしれないな」と思うと同時に、これからもこの感覚を忘れない習慣化コーチでありたいなと思っています!
おわりに
最後までおつきあいいただきありがとうございます。
「自分も”人ではなく自分”と比べられるようになりたい!」という方は、ぜひ公式LINEからメッセージをお待ちしています。
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