人を応援する習慣
はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
みなさん、応援している人はいますか?ガンバっている人は一生懸命で見ているだけで元気がもらえたり、うまくいくと自分のことのように嬉しいものですね!
今回は「人を応援する」ということについて、習慣化の観点から探ってみたいと思います。
「いつもいろんな人を応援しているよ」という方もいるかもしれません。ただ、言われてみると素直に応援できてないこともあるかも…という方に参考にしてもらえたらと思います!
よくある事例から
改めて考えてみると、誰かを応援するってとても不思議な感情だなと思います。そもそも本来応援って"してあげるもの"なんですかね??それって何だか上から目線な気がして、応援するかしないかは自分次第で自分が認めた人だけ応援してあげるものかな?と、前々から実は私が気になってるテーマです。
例えば推し活のようなアイドルやアーティスト、スポーツ選手に対しては、外見や人柄を見て好きという感情から来る憧れだったり、音楽やパフォーマンスの魅力や感動だったり、自分が叶えられなかった夢を重ねている方もいるかもしれません。
会社の同僚や後輩、家族、友人に対してであれば、ガンバっているひたむきさに自然と応援したくこともあれば、身近な人だからこそ複雑な感情が絡み合って素直に応援できない場合もありますね。例えば「そんなことやっても無駄だよ」「どうせうまくいかないよ」「もっと家族のことを考えて」そんなマイナスワードをぶつけてしまうこともあるかもしれません。
でもこれって結局、自分自身がガンバれていないから、もしくは生活に余裕がないからなんだろうなと思うのです。ちょっと寂しいですね。ある時それに気づいてからは、私は身近なガンバっている人を全力で応援できる大人になるぞ!と決めて日々試行錯誤しています。
そして最近思うのは、よく知らない相手だけどガンバっている人を、いつも素直に応援することこその究極の応援の形なのではないかということです。
例えば、教習所の車だったり初心者マークのドライバーさんだったり、研修中の名札をつけたスーパーのレジの店員さんだったり、スポーツクラブで初めて人前でレッスンするインストラクターさんだったり、たどたどしい日本語で接客する外国籍の店員さんだったり、慣れない受け答えでも必死で対応をしようとしているコールセンターの人だったり。
年齢や性別に関係なく、憧れの対象なわけでもなく、上から目線でもなく、ただフラットに純粋な気持ちで、世の中のガンバっている人たちを応援できる人に私はなりたいなと思うのです。
人を応援するメリット
注目!!
妬みや嫉妬は一切なく、自分にとって見返りや利益を求めるわけではないですね。純粋に相手の成長や成功だけを望むということは、自分が優しい気持ちになれますね。
初々しい様子やひたむきさは、自分もガンバらなきゃなと刺激や勇気をもらいます。自分もこんな頃があったなとか、隣で見ている先輩も心配だろうなとか、経験を積んできた今だからこそこういう気持ちになるのかもしれませんね。
一度きりではなく何度が接点がある相手だと、なぜその人がそれをガンバっているんだろうと興味が湧いてきます。その人の経験やバックグラウンドを想像しながら、直接聞いてみるのもコミュニケーションのきっかけになるかもしれませんね。
今日からできるワンポイントアドバイス
1.時間と気持ちに余裕を持つ
2.ガンバってる人にポジティブな言葉をかける
3.自分が応援される人を目指す
1.これが実は、一番のポイントかもしれません。自分に余裕がなければ、誰かを応援する気持ちにもなれないものです。ステキな大人になるために心掛けたいものですね。
2.難しく考えず、きっと簡単な一言でいいんですよね。「ガンバってますね」「応援してますよ」「慣れてきましたね」「表情が明るくなってきたように見えますよ」評価するのではなく”素直な感想”を伝えることは、相手に対して勇気や自信を与えるパワーにもなるのでオススメです。
3.私が「応援」について考えるきっかけになったのは、以前イチロー選手が言っていた「応援よろしくとは言いません。応援していただける選手であるためにやらなければならないことを続けていく」という言葉がとても印象的だったからです。一流選手の言葉だからこそ説得力のある言葉ですね。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
「応援する」と言っても、いろんな対象や側面があります。ただ純粋に、お互いを応援し合える関係って素敵だなと思います。そんな世の中を目指していきたいですね!
今日からあなたも、自分をゆるめてラクにする、「人を応援する」習慣にトライ!