否定しない習慣(オススメの本より)
はじめに
習慣の本の中身がもっと知りたい!
興味はあるけど、本を買って読む時間がなくて…
以前タイトルに「習慣」が入っている本を紹介していた時、こんなご要望もたくさんいただいていました。
今回は、かつてブログで取り上げた中で特にリクエストの多かった本を、私なりの意見や考えを交えて詳しくご紹介ます。第1回目は、12万部を突破しているエグゼクティブコーチ林健太郎さんの著書「否定しない習慣」です。
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オススメポイント
【否定しない3つの基本の考え方】
1.「事実だから否定してもいい」という思考はしない
→ 言われた相手がどう感じるのか?
・相手の態度を観察する
・否定している自分に気づくこと
2.「自分は正しい」という思考はしない
→ 意見の違いは否定せずに、目的を共有する
・意見の違いを多様性として認める
・相手の考えや、どうしたいかを聞く
・お互いが納得できる「点」を見つける
3.「過剰な期待」はしない
→ その人なりに精いっぱいやっている
・期待が裏切られると、相手を否定しがち
・「相手を責める」を捨てる
・どうすればできるか、何が足りないのか
これらを意識し続けることが大事です。自分の思考のクセを見直しながら、少しずつゆるめていきたいですね。
【否定しないキーワード】
1.かもしれない
→ 「事実」と「認識」を分ける習慣
・簡単にわかった気になってはいけない
・どんなことでも「様々な解釈がある」と考える思考が大事
2.さすが
→ 「潤滑油」になる魔法の言葉
・さすが〇〇さんですね
・言われた相手は悪い気がしない
いつでもサラッと使えるオススメワードです。使いすぎに気をつけて、適度に会話に取り入れてみましょう。
【「あぁ、それ、わかる」は嫌われる】
→ わかるから、わかる気がするへ
・「全部はわからないけど…」という含みを残す
・主観や感情は、「わかる気がする」の方が話が進めやすい
明石家さんまさんがよく使う「わからんではない」という言い方も、相手に対する気配りが感じられますね。
感想
「褒める」より「肯定する」より、「否定しない」ことが効果的と書かれていますが、私の周りには「時と場合によっては否定も必要だ」という人もいました。ただ、それで本当に心理的安全性が保たれるのか、活発な意見交換ができるのか。こうして考えてみると”否定しない”とこともなかなか奥が深いと感じます。
結局否定しないということは、相手を認める、許容する、理解しようとするということ。”頭ごなし”に否定しないことだったり、自分の態度を振り返って改善したり、そういう相手を思いやる気持ちが大事なのではないかと思うわけです。
結果的に、誰かと真正面からぶつかることや行き違いを避けることができて、優しい世の中に近づくのではないでしょうか。
そんなのきれいごとだよ
こんな声も聞こえてきそうですね。でも、習慣化を最大限活用して、自分に優しく周りに優しく、お互いに励まし合いながら目指す未来のためには、「否定しないこと」は大事だなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?もしご興味あれば、ぜひ読んで参考にしてみてください。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「否定しない」習慣にトライ!