うちの職場がムリすぎる(オススメの本より)

うちの職場がムリすぎる

はじめに

自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。

今日は土曜日、オススメの本をご紹介。今回は、ワークスタイル&組織開発専門家の沢渡あまねさんの著書「うちの職場がムリすぎる」。おもしろいタイトルだなと思って読んでみました!

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オススメポイント

思考停止している組織の全体像が分かる

本書では、古い組織カルチャー、失われた思考能力、窮屈な評価・人事制度、形だけのコミュニケーション、めんどくさい管理・間接業務、理不尽な社会構造・通念について、6章に分けて紹介されています。いずれも職場の中でのよくある事柄で「分かる!」と思ってスラスラ読み進められる1冊です。

問題点と解決策が学べる

それぞれの章で、どこが問題点でそれを解決するための方法が分かりやすく解説されています。自組織に課題感を抱えている方は特に、今日からすぐに自分事として使える内容になっているのでオススメです!

古い「組織カルチャー」の問題点

本書の第1章で紹介されている6つの問題点がこちらです!

注目!

1.同調圧力や「不公平」感…経験したことのない未知の事象に対応できない、新たな発想を生むこと、育てることができない。与えられた環境で、指示されたことを、きちんとこなすやり方に最適化された職場は、イノベーティブな人たちには居心地が悪く、エンゲージメントをかえって下げてしまう。時代の過渡期にあって、私たちはその前提に立つ必要があると言えます。

2.過去の成功体験への執着今のままでは、組織の言いなりで思考できない、行動できない人間になってしまう。その行く末に、成長意欲が高くかつ問題意識が高い人ほど危機感を覚えて当然です。自分のハンドルを握ることが許されない状況は、そこで働く個人の成長リスクであり、自分経営リスクでもあるのです。

3.コンフォートゾーンを捨てられない…これからの時代、デジタル技術やツールを活用してコミュニケーションをしたり信頼関係を構築したり、これができない人たちに、新しいビジネスモデル創出やイノベーションが期待できるでしょうか?私は「期待できない」「望み薄」だと感じてしまいます。

4.井の中の蛙…現状を変えようと思っても、周りの人たちは一切興味を示さない。それどころか、何か新しいことをやろうとすると煙たがられ、村八分にされる。こうして誰も思考しなくなる、または思考することを自ら止めてしまうのです。

5.ラクするのは悪いこと…やり方を工夫して時間を創出しようとしているだけなのに、ラクをすることは「悪い」「ズルい」。こうして、思考停止した人たちや声の大きいクレーマーに足を引っ張られ、改善意欲の高い人や新しいことを始めたい人が、個性や独自性を発揮できずに無力化されていく。または辞めていくのです。

6.固定化された景色…「今までにない新たな発想を期待します。ただし、会社は従来の働き方やルールを変えるつもりはありません」これって、あまりに組織のご都合主義、組織にとって虫が良すぎやしませんかね?せめて、イノベーションや変革を主導する担当部署だけでも、固定化された景色から解き放っていかないと担当者も気の毒です。

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おわりにより

注目!!

私たちはカオスな時代を泳いでいかなくてはなりません。せめて楽しく泳ぎましょう。カオスな状態を楽しむことができるのは、未来に向かって思考できる人、行動できる人の特権です。どうせ、過去の延長線上に明るい未来はありません。良質な思考停止をしよう。頭と心に余白を創ろう。窮屈なあたりまえを疑い、新たな思考と行動を繰り返そう。

⇒ ずっと同じ環境で同じ人たちと同じ仕事をしていては、思考停止してしまうのは当然です。人は人から刺激を受けて、少し変わってみようと行動に起こすことで新たな経験をして成長していきます。頭と心に加えて、時間にも余白を創って、人と組織の成長のために頭を使っていきたいものですね!

感想

ガンバっても報われない

仕事が楽しいと感じられない

職場全体が改善や工夫に対して積極的ではない

こんな方にぜひ手に取ってもらいたい1冊です!

本書の中で、「小さな「おかしい」の積み重ねが、やがて世の中を変える世論に発展することもあります」と書かれています。例えばテレワーク、紙の印刷や押印、郵送などの業務プロセスなどです。結局誰かが言わなければ何も変わらない、それはみんな分かっていてもだれがどう言うかで足踏みしていることが本当に多いんだろうなと思います。

ただ第3章の中で「懲罰人事・報復人事」にも触れていて”意思決定者や既得権益を持つ人たちの機嫌を損ねたら、ハシゴをはずされる”とも書かれています。ここが難しいところなんですよね。私も会社を辞めたきっかけはどちらもコレですが、だからこそ会社員としては限界だなと思ったわけなので、そのさじ加減と誰をどんなふうに味方にするかということかもしれませんね。

組織が抱えるさまざまな問題を、いろんな観点から解決するヒントが欲しい方にぜひオススメしたい1冊です!

おわりに

みなさんもこの本を読んで、ご自身の職場の状態を客観的に見るきっかけになったらいいなと思います。

あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする「考えて動ける組織にする」習慣にトライ!

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