世界一楽しい決算書の読み方(オススメの本より)

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
今日は土曜日、オススメの本をご紹介。今回は、人事支援に入っている会社の社員さんから紹介してもらった大手町のランダムウォーカーさんの著書「世界一楽しい決算書の読み方」を読んでみました!
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オススメポイント
決算書の全体像が分かる
本書では「決算書って何のためにあるの?」というところからスタートしています。B/S、P/L、C/Sとその複合問題がそれぞれの章で詳しく説明されているので、初心者の方でも理解しやすく、ある程度知識があっても復習を兼ねながら会計全体を学べぶことができる1冊です。
いろんな企業の事例がクイズ形式になっている
スタートではドトールと銀座ルノアールのP/Lが紹介されていて、それぞれの企業の特徴や経営戦略を比べながら解説されています。それ以外にもメルカリ、ニトリ、ブックオフ、東急グループなど身近な企業を数字から分析することができます。イラストやグラフも多いので読みやすく分かりやすいのがいいですね!
決算書を読む目的って?
3つの視点で紹介されています。
注目!
①企業内部での目的について:企業は日々莫大な数の取引を行っていて、しっかりと成果測定をしなければなりません。また、経営者はその成果測定の結果を受けて、次の打ち手を考え、実行していかなければなりません。
②銀行や投資家などの目的について:銀行であれば「利息」というリターン、投資家であれば「配当金」や「株価の上がり益」などのリターンを期待するでしょう。お金を貸したり、投資したりすることの対価は、将来こうしたリターンが見込めることが前提になるわけですね。
③企業間の取引での目的について:他社へ製品を納入して、あとから代金を回収するというビジネスを行っている企業の場合、代金の回収までに取引企業が潰れてしまうと、代金を回収ですることができなくなってしまいます。これはビジネス上かなり大きなリスクで、できる限り避けなければなりません。
おわりにより
注目!!
今でこそ「日本人全員が財務諸表を読める世界を創る」というビジョンのもとで運営している会計クイズですが、元々は簿記検定の資格をお持ちの方や、公認会計士試験の合格者を対象に発信していました。「試験には合格したけど財務諸表は読むことができない」という悩みを抱えている人が少なからず存在すると思っていたのです。
⇒ 素晴らしいビジョンをお持ちなんだなと思いました。私自身、何年か前に簿記2級を取得しましたが、しっかり財務諸表が読めるかと言われると自信がありません。以前より会計に対しての苦手意識は減ったかも…という程度です。いろんな会社の経営戦略を読み解いて分析するということは、これからの時代を生き抜くためには必要だなと思いました!
感想

決算書の読み方が分からない
何度勉強しても挫折してしまう
こんな方にぜひ手に取ってもらいたい1冊です!
本書の中で「最短で決算書を読む力を身につけるためには、実在する企業の決算書を読むのが一番手っ取り早いのです」と書かれています。確かに私自身を振り返ってみても、簿記の勉強をして何となく仕組みや考え方は理解できて起業して確定申告には困らない程度の知識は身につきましたが、では人事支援をする際に先方の財務諸表を興味を読み込んでいるかというとまったくです。
それくらい、まだまだ自分にとって身近で使いやすいツールになっていないんだなということが本書を読んで分かったことです。楽しいと思えるところまでは至らなかったものの、基本の考え方を復習することができてやっぱり大事だなと思えたことはプラスだったと思います。
私もまだまだではありますが、1人でも多くの方に読んでもらって決算書に興味を持つ方が増えたらいいなと思う1冊です!
おわりに
みなさんもこの本を読んで、決算書を読むためのヒントになればと思います。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする「決算書を読む」習慣にトライ!
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