新入社員の頃を思い出す習慣

はじめに
自分で自分を育てていこう!習慣化コーチのこんちゃんです。
4月も2週目、早いところでは新人研修を終えた新入社員のみなさんが職場に配属される頃。フレッシュでやる気に満ちた表情の若々しい姿を見てるとこちらも背筋が伸びる思いですね。
今回は「新入社員の頃を思い出す」ということについて、習慣化の観点から探ってみたいと思います。
「いつも意識して思い出すようにしているよ」という方も多いかもしれません。ただ「ずいぶん前のことだからすっかり忘れているかも…」という方は何か参考にしてもらえれば嬉しいです。
私の経験から
以前もブログで触れましたが、新卒で入社した頃の私は本当に生意気で「無気力、無関心、無感動の近藤」と言われるくらいかわいげのない新人でした^^;謎の上下関係にも馴染めず無駄に怒られて、「年上の人だからって何で敬わないといけないの?」と本気で思っていたので(それは今も思っていますが…)ストレスが溜まる一方でした。さらに要領もよくない私は仕事に慣れるまでにもずいぶん時間がかかり、先に成果を出していく同期を横目で見ては落ち込む日々でした。
そして1年目が終わる頃には完全にメンタルを病んでいて、夜になると急に悲しくて涙が出たり、朝も体が重くてスッキリ起きられない状態になりました。何とか出社はしていましたが、今考えるとおそらくあれはうつ状態だったんだろうなと思います。そんな私を見かねた上司が営業から人事へ異動させてくれたことで休職や退職にまでは至りませんでしたが、あのまま営業として働いていたらどうなっていたか分かりませんね。
そんな経験から、当時は若かったこともあり「こんな状態になる自分もいるんだな…」と思ったのと同時に「この時のことを忘れない大人になろう」と決めました。そして会社員時代に人事担当として「自分の心と体を守るのは自分だよ、それより大事な仕事なんてないから早めにSOSを出してね」と新入社員たちには口を酸っぱくして言ってきました。
でも管理職や同僚たちの中には、新入社員たちに向かって「何でこんなこともできないの?」「まったく、最近の若いもんは…」なんてイライラしている人たちもたくさんいて、「あぁ、みんな自分のことをは忘れていくもんだなぁ…」と思ったものです。
あなたは入社当初から何でもできる立派な新入社員でしたか?絶対そんなことはないわけです。だからこそ少しでも当時のことを思い出して、相手の気持ちに寄り添える先輩になって欲しいです!
新入社員の頃を思い出すメリット
注目!!
新入社員や後輩たちに優しい気持ちになれます。誰でも最初は慣れないもので、思いがけない失敗をしたりするものです。繰り返さないためにどうするか、感情的にならず冷静に指導できるようになれますよ。
自分を育ててくれた人たちに感謝の気持ちを持てるようになります。自分1人で仕事ができるようになったわけではないですもんね。恩返しではなく恩送りの精神、大事にしたいですね。
新入社員が何でも気軽に相談できるような職場は、雰囲気がよく周りの人との関係も安定していますね。率先してそんな役割を担っていけるといいですね。
今日からできるワンポイントアドバイス

1.特につらかったことを思い出す
2.新入社員の気持ちを想像して観察する
3.自分がしてもらって嬉しかったことをする
1.つらいことって忘れたいので思い出したくないものですが、あえて「何がつらかったのか」「どうして欲しかったのか」を考えてみることで相手の気持ちに寄り添えるようになりますよ。
2.自分の経験と照らし合わせて身近な新入社員を見てみると、不安や緊張が伝わってくるものです。自分の忙しさは少し横において、慣れるまでの期間だけでも特に気にかけて接してあげられると相手も安心できますね。
3.私は最初の1~2週間くらいの間、声をかけてもらったりランチに誘ってもらうだけでも嬉しかったなと思います。話しやすくて質問しやすい先輩として、ぜひ行動で示してあげて欲しいです。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「そうは言っても新入社員の頃を思い出して行動に移すのは難しい…」という方は、ぜひ公式LINEへ。一緒に作戦会議をやりましょう!
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