試験を受ける習慣
はじめに
みなさん、最近、試験を受けたのはいつですか?資格試験、検定試験、昇格試験、TOEIC、転職でよくあるSPI…etc。学生時代以来、すっかり試験から離れてしまってるという方も多いかもしれませんね。
しばらく試験を受けてないと、いざ「受けるぞ」「受けなきゃ」ってなった時に、必要以上に緊張したり、まだ無理かなと尻込みしたりってことありますよね。
いろんな方と話をしていて「試験慣れしてる人と、試験慣れしてない人」の違いを感じることがあります。年を重ねてくると、それがいろんな場面で大きな差になって表れてくるんじゃないかなという気がしています。
今回は、「試験を受ける」ということについて、習慣化の観点から探ってみたいと思います。
常にいろんな勉強をしていて、試験も受けているよという方もいるかもしれません。ただ最近忙しくて、なかなか機会もなくて…という方に何か参考になればと思います。ちなみに以前こんな本も読みましたので、ご紹介まで。
試験に「合格する人」と「落ちる人」の習慣 仕事をしながら超難関国家資格(税理士など)をいくつ (Asuka business & language book) [ 山本憲明 ] 価格:1650円 |
よくある事例から
前から英語に興味があったので、TOEICの勉強をする習慣をつけたい
正社員試験の推薦がもらえるように、チームワークを高める習慣を身につけたい
こんなご相談もよく受けます。着実に準備してから試験を受けたいという思い、分かります。できれば最初の試験で結果を出したい、いい点数を取りたい、合格したい、失敗したくないですもんね。
でもそもそも試験を受け慣れていないと、なかなか本番にチャレンジできなかったり、モチベーションが保てなかったり、そしてズルズル先延ばししてしまう、そんな悪循環に陥ってしまいがちです。
どんな試験でも実は共通する部分があって、知識はもちろんですが、仕事でも活かせる場面がたくさんあります。自然と新しいことにチャレンジする勇気も湧いてきますね。
試験を受けるメリット
注目!!
時間内に最後まで回答を解き切る力が身につきます。自分で時間配分を考えて、効率よく進めていく、ビジネスパーソンに大事なスキルですね。また諦めずに粘り強く取り組む力も身につきます。
周りの人や環境に惑わされることなく、持っている力をすべて出すための集中力が養われます。職場でも同様、人の気配やクセ、雑音、匂い、気温など、気にせず集中するためにどうすればいいか、考えて対応する力も身につきますね。
試験当日に体調万全で臨むための自己管理力が身につきます。風邪気味だったり、寝不足だったりすると、本来持っている力を出し切ることができなくなります。体調を整えること、大事ですね。
ガンバって勉強して全力を出し切って、合格した時やうまくいった時には、自己肯定感が上がります。仮に不合格になった時や思うような結果が出なかった時でも、そこからどう切り替えて再度チャレンジするか、強いメンタルが鍛えられます。
今日からできるワンポイントアドバイス
1.興味のある試験を調べて申し込みをする
2.当日会場に行って、試験を受ける
3.勇気を出してチャレンジした自分を褒める
1.どの試験を受けるかを決めて試験日や試験会場を調べたら、すぐに申し込みをしましょう。試験対策はその後です。試験の選び方として、難易度が高すぎると受けること自体が嫌になってしまいます。
例えば簿記なら3級を受けて次に2級のように、順番にスタートするのがオススメです。(あ、ちなみに簿記3級もちゃんと勉強しないと受かりません、私も一度不合格になりましたので^^;)
2.最近はオンラインの試験も多くありますが、もし選べるなら会場受験をオススメします。会場に行くといろんなことが見えてきます。雰囲気、他の受験生の様子、試験の進め方、すべて自分の経験(=財産)になりますね。自分がリラックスできるアイテムを持っていくのもいいですよ。
3.これ、すごく大事です!試験の後、もしかしたら思うような結果が出ないこともあるかもしれません。でも受けたからこそ分かること、ありますよね。参考までに、いろんな試験を受けて落ち続けてきた私が、試験に対して思ってること3箇条をご紹介します!
・受かりたい気持ちが強い人から順に受かっていく。
・受からない時はまだ時期じゃない。
・でも受かるまで受け続ければ失敗じゃない。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
試験を受けるハードルが下がって、リスキリングやキャリアアップ、ワクワクした未来のお役に立てばいいなと思います。
あなたも今日から、自分をゆるめてラクにする、「試験を受ける」習慣にトライ!